『新対話篇』『哲学の誤配』東浩紀 著


■ ゲンロン叢書006|四六判|並製|本体384頁|2020年5月1日刊行|本体2,400円+税|ISBN :978 4 907188 36 8

ソクラテスの対話をやりなおす ――
哲学と芸術の根本に立ち返った本格対談集

東浩紀が2012年以降に行なった対談・鼎談から、
哲学と芸術をテーマとするものを厳選し集成。
対話というもっとも古く原始的な方法で人文知の再起動に挑む10章。
飴屋法水・柳美里との語り下ろしを加えた決定版。
 

目次
はじめに
草木の生起する国|梅原猛
テロの時代の芸術|鈴木忠志 司会=上田洋子
SFから神へ|筒井康隆
種の慰霊と森の論理|中沢新一
文学と政治のあいだで|加藤典洋
正義は剰余から生まれる|國分功一郎
デラシネの倫理と観光客|五木寛之+沼野充義
歴史は家である|高橋源一郎
国体の変化とジェンダー|原武史
生きることとつくること|飴屋法水+柳美里

正義は剰余から生まれる――いま哲学の場所はどこにあるのか(前篇)|國分功一郎+東浩紀|ゲンロンα
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■ ゲンロン叢書007|四六判|並製|本体208頁|2020年5月1日刊行|本体1,800円+税|ISBN :978 4 907188 37 5

誤配とは自由のことである ――
近くて遠い読者に向けたインタビュー&講演録

韓国の読者に向けて語ったふたつのインタビューと、
中国・杭州での最新講演を収録。
誤配から観光へ展開した東の思想を解き明かす必読のテキスト。
韓国の若手論客パク・カブンによる解説も掲載。
日韓並行出版。

目次

はじめに
第1の対話|批評から政治思想へ
第2の対話|哲学の責務
講演 データベース的動物は政治的動物になりうるか
解説 東浩紀との出会い パク・カブン
日本語版刊行によせて 安天


『哲学の誤配』日本語版刊行によせて|安天|ゲンロンα
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著者紹介
 

東浩紀(あずま・ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
ゲンロン創業者。
専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(1998年)『動物化するポストモダン』(2001年)『一般意志2.0』(2011年)『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年)『テーマパーク化する地球』(2019年)ほか多数。