ABOUT
ゲンロンは、批評家の東浩紀が2010年4月に創業した出版社です。
創業から7年、ゲンロンは成長を続けてきました。2011年より書籍の出版を始めましたが、現在の事業は多岐にわたります。2013年には都内にトークショースペース(ゲンロンカフェ)を開き、動画配信を始めました。また同年には旅行会社と提携し、チェルノブイリへのダークツーリズム事業を開始しました。2015年には、年3回刊行の機関誌『ゲンロン』を創刊しました。同年には市民講座(ゲンロンスクール)を始めました。2016年には、月刊誌『ゲンロンβ』を創刊しました。2017年には、東浩紀の著書である『観光客の哲学』を刊行し、ベストセラーとなりました。2018年には、人文書シリーズ「ゲンロン叢書」を創刊し、9月1日に1冊目となる小松理虔『新復興論』を刊行しました。ゲンロンの活動は各紙誌で取り上げられ、いまでは、日本の言論界の一角で、小さいながらも無視できない存在感を発揮しています。今後はさらに多くの書籍を出版するとともに、国外の組織との共同事業も開始する予定です。
ゲンロン友の会は、そのようなゲンロンの活動を支援するため、2010年の夏に設立された組織です。会員は、会期内に発行されたすべての『ゲンロン』と『ゲンロンβ』(特別号は除きます)が送付されるだけでなく、さまざまな講演や出版について、優先的に情報が提供され、参加費の割引など多様な優待を受けることができます。
東浩紀は、未来の出版と啓蒙は「知の観光」であるべきだと考えています。行くはずのない場所に行き、出会うはずのないひとに出会い、考えるはずのないことを考えること。その「誤配」こそが観光の本質であり、そのような驚きを新たな人文知として提供するのがゲンロンのミッションだと考えています。
哲学は時代おくれのものではありません。哲学は知的好奇心の礎です。そして、あらゆるひとがネットワークでつながり、モノと情報が惑星規模で自由に移動するようになったこの時代、その好奇心にはまったく新しい可能性が開けています。ゲンロン友の会に入会し、ぜひ好奇心の最前線をご体験ください。
Genron is a publishing company founded by critic Hiroki Azuma in April 2010.
In the seven years since its founding, Genron has steadily continued to grow. Our current business is diverse while we started to publish books in 2011. We opened a space for live talks in Tokyo in 2013 (Genron Café) and began streaming videos of events held there. We have also started a dark tourism business, working with travel agencies to host visits to Chernobyl. We began holding educational programs (Genron Schools) in 2015, and we also published the first issue of Genron, our thrice-yearly bulletin in the same year. In 2016, we published the first issue of Genron Beta, our monthly magazine. In 2017, we published Hiroki Azuma’s monograph A Philosophy of the Tourist, which went on to become a best-seller. In 2018, we launched the “Genron Sousho” series of humanities-related books, which published its first title on September 1, Riken Komatsu’s Shin Fukkou-ron. Our activities at Genron have been discussed in various newspapers and magazines, and we now occupy a small but undeniable space within the Japanese press. From now on, we plan to publish even more titles while also beginning to work together with organizations outside of Japan.
Genron Members is an organization founded in the summer of 2010 that is meant to support all of these activities. Not only do Members receive all issues of Genron and Genron Beta published over the course of a season (excluding special issues), they also have access to a variety of preferential services relating to our many talks and publications, receiving advance information, discounted admission, and more.
Hiroki Azuma believes that publishing and self-education in the future ought to take the form of “sightseeing knowledge,” where one goes to places they would otherwise not go, meet people they would otherwise not meet, and think things they would otherwise not think. It is these kinds of “misdeliveries” that are the core nature of tourism, and we believe that it is Genron’s mission to provide such surprises as a new kind of cultural knowledge.
The world has not passed philosophy by. Philosophy is the foundation of intellectual curiosity, and now that we are all in an age where we are connected to networks and able to freely move objects and information on a planetary scale, this kind of inquisitiveness is opening the door to brand-new possibilities.
We hope you will join Genron Members and experience what it is like to be on the front line of curiosity.
FEATURES
3つの柱
ゲンロンで人文知の旅に出かけよう。
カフェはターミナル。友の会はツアーバス。
1『ゲンロン』、『ゲンロンβ』、そして新創刊「ゲンロン叢書」
ゲンロンが知の観光業者だとすれば、友の会はツアーバスです。観光にはガイドブックがつきものです。
第10期会員のみなさんには、年に1回、平均300頁超の批評誌『ゲンロン』をお届けします(2500円相当)。他社ではできないクオリティの高い論文や記事を掲載し、読者より高い評価を得ています。2019年刊行の『ゲンロン10』より第2期に突入し、さらに豊かで挑戦的な誌面をご用意いたします。
友の会会員のみなさまには、紙の書籍だけでなく、電子書籍版ももれなくお送りします。加えて、『ゲンロン』本誌の目次と連動した電子批評誌『ゲンロンβ』を、毎月第3金曜日にテキストおよびePUBの形式でお送りします(6000円相当)。ともに、会期途中からのご入会でも、会期中のバックナンバーはすべてお送りいたします。年1冊の批評誌と年12通のメールマガジン。『ゲンロン』と『ゲンロンβ』は、ゲンロンが作る「新たな公界」のガイドブックです。
そして期間内に発行された弊社単行本のうち対象書籍から2冊をお選びいただき、そちらももれなくお届けいたします(4000-6000円相当)。哲学、社会学、美術論、映画論、マンガ……刊行ラインナップはじつに多彩です。お好みのものをお選びください。
2カフェから始まる人文知の旅
ガイドブックを手に入れたら、さっそく旅に出かけましょう。その出発点となるのが、ゲンロンが運営するイベントスペース・ゲンロンカフェ(東京五反田)です。
ゲンロンカフェでは、時代の先端を走る言論人やクリエイター、研究者らをお呼びし、年に100近いイベントを開催しています。会員のみなさんは、会期中、そのすべてのイベントに割引料金で参加できるほか、最前列の会員特別席を購入することができます。開催イベントについては、毎週メールでご案内いたします。
上級会員(クラス30以上)のみなさんには、混雑時の座席指定や先行予約のサービスもご提供しています。すべてのイベントに無料で入場可能な最上級の会員クラスもご用意しています。
ゲンロンカフェの旅、友の会というバスに乗れば学びも楽しさも深まります。
3スクールでより広く、ラウンジでより深く
友の会はツアーバス。けれども、バスに乗るだけでは物足りない方もいるかもしれません。
バスから降りて、経験を広げたい。そのような方にはスクールをお勧めします。会員のみなさんは、会期中、ゲンロンスクールのすべてのプログラムに特別料金で参加することができます。「新芸術校」「SF創作講座」「ひらめき☆マンガ教室」「チェルノブイリツアー」では受講料が割引になり、「こどもアート教室」では同伴のお子さんの参加料が3人まで無料となります。
バスのなかで、コミュニケーションを深めたい。そのような方にはラウンジをお勧めします。上級会員のみなさんは、Facebook上の限定コミュニティ「ゲンロンラウンジ」に参加し、交流を深めることができます。上級会員のみが参加する夕食会も年に2度開催しています。
ガイドブック(『ゲンロン』『ゲンロンβ』)があり、バスターミナル(ゲンロンカフェ)があり、スクールがありラウンジがある。知の観光業者、ゲンロンが提供するサービスのエッセンスが詰まったパッケージ。それが友の会です。
CLASS & SERVICE
4つのクラス
ゲンロン友の会には4つのクラスがあります。
クラス紹介
クラス
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クラス
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クラス
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クラス
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サービス紹介
クラスをマウスオーバーすると受けられるサービスが、サービス名をクリックすると内容の詳細がご確認いただけます。
一般会員 | 上級会員 | ||
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クラス 10 |
クラス 30 |
クラス 50 |
クラス 250 |
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ゲンロン11(2020年春刊行予定) 印刷版および電子書籍版
批評誌『ゲンロン』は第10期会員のみなさんには、会期のあいだ11号が送付されます。会員になっての定期購読をお薦めします。途中入会の方にも対象号の全号が送付されますので、ご安心ください。また、当会員のみなさまは、追加費用なく、「ゲンロンショップ」サイトの「マイページ」で対象号の全号の電子書籍版を無料ダウンロードすることができます。
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選べる単行本2冊(印刷版または電子書籍版)
ゲンロンが刊行する多彩な単行本。会期中に刊行された単行本のうち、当社が指定するものからご希望の2冊を進呈いたします。毎月5日、15日、25日を申し込み締切日とし、通常そこから3営業日以内に発送いたします。※価格帯、仕様の関係で選択対象外の単行本が出版される場合もございます。
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ゲンロンβ(毎月配信)
『ゲンロンβ』は、『ゲンロン』本誌と連動した月刊電子批評誌です。会員のみなさんには毎月第3金曜日にメール形式で配信するほか、「ゲンロンショップ」サイトの「マイページ」でePUB版のダウンロードが可能になります(途中入会の方も送付対象全号のダウンロードが可能です)。東浩紀の連載のほか、対談、インタビュー、写真エッセイなど多彩な記事が載る同誌は、毎月「読み切れない」との感想をいただくほど。ゲンロンの柱のひとつです。
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ゲンロンカフェ 入場優待
ゲンロンカフェは、出版と並ぶゲンロンの柱。友の会会員のみなさんは、会期中、ゲンロン主催のカフェイベントすべての入場が500円の割引となります(一部、レンタルでの利用による別団体主催のイベントなどは除きます)。お気軽にご来場ください。
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ゲンロンカフェ 最前列席予約
ゲンロンカフェのステージ正面、最前列の赤いシートは会員のみなさんの専用席。ゆったりとした特別サイズのシートで、白熱の議論を間近でお楽しみください。サイドテーブルと電源もついています。
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ゲンロン友の会同人誌ライブラリー
ゼロ年代の半ば、批評の先端が同人誌の市場で展開された時代がありました。ゲンロンカフェには、400冊を超える批評系同人誌を収めた小さな図書館が併設されています。会員の方へは貸出が可能です。
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ゲンロンカフェ イベント先行予約
カフェは混雑することもしばしば。ときにチケットが売り切れることもあります。満員が予想されるイベントについては、上級会員の方向けにチケットの先行販売を行っています。「神イベント」の座席を確実に抑えたい方は、ぜひクラス30以上にご入会ください。
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ゲンロンカフェ 座席確保サービス
カフェイベントでは100人を超える聴衆が集まり、立見が出ることもあります。友の会では、上級会員の方向けに、ご希望エリアの座席の確保サービスを行っています。メールでお気軽にご依頼ください。クラス30の方は月1度まで、クラス50の方は月3度まで、クラス250の方は制限回数なしで承ります。
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ゲンロンカフェ 入場無料
クラス250の方は、会期中カフェイベントへの入場が完全無料。スタッフが顔を覚え、会員証がなくても顔パスでお入りいただけます。
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ゲンロンスクール受講優待
ゲンロンは2015年度よりスクール事業を開始しました。第10期のあいだは「カオス*ラウンジ 新芸術校」「大森望 SF創作講座」「ひらめき☆マンガ教室」の3つのプログラムを開設予定です。会員の方はいずれについても参加費の優待を受けることができます。また、上級会員の方は、非公開の「新芸術校」の講評会などの観覧にご招待いたします。
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ゲンロンスクール こども教室無料
ゲンロンでは、スクール関連事業として、カオス*ラウンジをメイン講師に迎え「こどもアート教室」を隔月で開催しています。第9期は「おばけやしきをつくろう!」をテーマに通年でワークショップを展開しました。友の会会員の方は、お子さまの参加が無料となります(3人まで)。ぜひご家族でご参加ください。毎年最終回では、海岸でBBQ大会も開催しています。
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ゲンロンラウンジ
ゲンロンラウンジは、上級会員限定でご招待しているFacebookグループ。ゲンロンお馴染みの執筆者や登壇者も加わっています。スタッフによるゲンロン関連情報の投稿のほか、東浩紀の原稿もしばしば公開されます。カフェやスクールでおなじみの古参会員も多数。個性的な会員のみなさまとぜひご交流ください。
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『ゲンロン』奥付に支援者として名前を記載
上級会員のみなさんは、ゲンロンの事業全体をご支援してくれている方々。そのご厚意を記念するため、クラス50と250の方々については、『ゲンロン』各号の奥付に指定のお名前を記載し、謝意を表させていただきます(事前に記載名をお尋ねします)。途中入会の場合は、記載は入会時点以降で奥付が編集可能な号に限らせていただきます。
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パワーディナー(年2回)
クラス50以上の会員の方を対象に、会期中に2度、夕食会を開催します(別途参加費が必要となります)。夕食会には、東浩紀ほかゲンロンの主要スタッフが参加。少人数だからこそできる、打ち解けた歓談をお楽しみください。
第10期年間スケジュール
※『ゲンロン』『ゲンロンβ』については、会期途中で入会の方にも対象の全号が送付/配信されます。カフェ入場優待については、入会時以降の適用となります。スクール受講優待については、申し込み時点で入会していることが必要です。カフェ優待・スクール優待ともに、会期頭に遡っての適用はできません。
※『ゲンロン10.5』は、第9期会員の方で、第10期へ更新申し込みをいただいた方のみに送付される特典商品です。更新期限は2019年10月31日です。
※予定は予告なく変更されることがあります。
2019.10 |
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2019.11 |
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2019.12 |
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2020.1 |
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2020.2 |
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2020.3 |
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2020.4 |
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2020.5 |
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2020.6 |
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2020.7 |
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2020.8 |
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2020.9 |
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